【東北地区社会人・大学野球対抗戦】社会人が4勝1敗1分! 東北福祉大が一矢報いる白星
東北福祉大が打ち合い制す
第3試合は東北福祉大が激しい点の取り合いを制し、8対6で日本製紙石巻に勝利した。東北福祉大は初回、4番に座った右の長距離砲・漁府 輝羽外野手(4年=おかやま山陽)が左翼席へ運ぶ3点本塁打を放ち先制する。その後逆転を許すも、6回に1番・小山 凌暉内野手(2年=東海大菅生)の2点適時打などで4点を奪い再度逆転した。投手陣は小林 禅投手(4年=佐久長聖)、伊藤 佑悟投手(4年=菰野)が速球を武器に無失点でしのぐなど7人でつなぎ、逃げ切った。 日本製紙石巻は高卒ルーキーの鈴木 楓汰投手(18=横浜高)が5回3失点と粘投。打線も同じくルーキーの小林 尚真捕手(22=上田西ー松本大)が一時勝ち越し打を放つなど効率よく得点を重ねたが、中継ぎ陣が踏ん張りきれなかった。 2日間通して全体的には社会人が大学生を圧倒したが、最後にBチームで挑んだ東北福祉大が一矢報いるかたちとなった。東北のアマチュア野球シーズンはまもなく本格化する。今年はどんな戦いが繰り広げられるか、注目だ。