岡山市がイノシシなどの捕獲にICT機器を導入 猟友会に設置方法などを説明
KSB瀬戸内海放送
イノシシなどを捕獲するための新たな機器を導入した岡山市が、猟友会に設置方法などを説明しました。 【写真】動物の侵入をセンサーが検知し、檻の扉を自動で閉めるICT機器
岡山市は、イノシシやシカなどを捕獲するためのICT機器14台を約80万円かけて導入し、5日から猟友会に設置してもらいます。 説明会には岡山地区猟友会駆除班のメンバー約10人が参加し、設置方法などについてメーカーの担当者から説明を受けました。 岡山市によりますと、今回導入したICT機器は動物の侵入をセンサーが検知し、檻の扉を自動で閉めます。 現在使っているわなでは、動物の子どもだけが捕まり親に逃げられるケースがありましたが、この機器を使えば群れをまとめて捕まえることができるということです。 また、設置が簡単なこともメリットで、猟友会の負担軽減につながります。 (猟友会のメンバー) 「我々会員も高齢化していて、できるだけ簡単に、そして楽なことをしないと継続できない。こういうのを導入して役立てていきたい」 岡山市では2023年、約4500頭のイノシシが捕獲されていて10年前の約2倍に増えています。
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