初のくしろ桜フェス盛り上げよう 5月11日釧路市柳町公園で
北海道の釧路市民有志でつくる、柳町公園を札幌大通公園みたいにする会(筧陽介代表)が5月11日、釧路柳町公園でくしろ桜フェスを開く。釧路の桜を学ぼう会のほか、限定一組の結婚式などを実施。前日の10日には、会場周辺での清掃活動なども行い、新たな春の祭りで釧路を盛り上げる。 柳町公園を札幌大通公園みたいにする会は2023年に発足。釧路の地域活性化やにぎわいの創出を、メンバーの熱意と郷土愛、得意分野を結集して実現している。くしろ桜フェスは5月11~26日まで行われる、第1回釧路桜まつり(さくらまつり実行委員会主催)の幕開けを告げる祭事で、多彩な企画を用意する。 当日は午前11時開場。釧路の桜を学ぼう会は、農林水産省種苗法認定の「釧路八重」について理解を深める取り組みで、クイズラリーなどを行う。子供たちの作品展示「釧路八重妖精物語」を開設し、職業体験「リエキッズエデュケーション」も開講する。ステージでは、お菓子まきや桜の下の結婚式、ビンゴ大会を開くほか、Cool釧路観光大使でVチューバーの鬼霧シアンさんらが登場する。キッチンカーは10数台が参加し、食を通じて来場者をもてなす。 前日の10日は午後4時から、コーチャンフォー釧路文化ホール前に集合して、清掃活動「ゴミ拾いは福拾い!」を行う。終了後、メンタルトレーナーでベストセラー本「前祝いの法則」著者の大嶋啓介氏をゲストに迎えて、イベントの成功を祈願する乾杯セレモニーも開く。 桜の下の結婚式はヘアメーク、カメラ、ウェディングパン、MCのすべてをプロが手掛け、来場者も自由に参列できる。筧代表は「当日、桜が満開になると信じている」とにっこり。釧路八重にスポットライトを当てることについては「釧路オリジナルの桜の素晴らしさを、幅広い世代に知ってもらいたい」と来場を呼び掛けている。詳しくは、柳町公園を札幌大通公園みたいにする会、0154(21)5555、またはQRコードへ。 なお、大島氏は釧路初開催となる全国予祝キャラバン講演会を5月10日午後6時から、同文化ホールで開く。一般参加3300円、高校生2200円、中学生1100円、小学生550円。申し込み、問い合わせは、https://ningenryokudaigaku.com/yoshuku2024/
釧路新聞