【注目】“メルカリ”で売ります!粗大ゴミをサイクル 循環&リユース、ごみの減量と“いいことづくめ”で大好評!(every.しずおか特集)
粗大ごみをメルカリでリサイクル!これがいま、大人気なのです! 三島市が新たに始めたプロジェクトと、その背景にあるごみの危機的状況に迫ります。 【動画】行政×メルカリ…粗大ごみをリサイクル「まだ綺麗なのに捨ててしまう」年間約8000万円の処分費解決に?【every.しずおか特集】
三島市が取り組むごみ問題
伊豆縦貫道「三島加茂インター」のすぐそばにある「三島市清掃センター」 三島市内から出されるゴミを一手に引き受けていて、可燃ごみは、多い日には90トンも運び込まれるほか、粗大ごみも受け入れています。その中には、まだまだ使えそうなものもたくさん…
(三島市廃棄物対策課 山添 豊さん) 「まだキレイなのに捨ててしまう、驚くような物が多い」 まだまだ使えるのに捨てられてしまう粗大ごみを何とかしたいと考えた三島市は… (三島市廃棄物対策課 山添 豊さん) 「他県がメルカリでごみを売り始めたと知り、メルカリに相談したのがきっかけ」
最終処分場は限界に…
三島市が粗大ごみの販売を検討する背景には「もったいない」というだけではない、切実な事情がありました。 (三島市廃棄物対策課 山添 豊さん) 「こちらが最終処分場。元々ここは大きな穴だったが、そこに焼却灰などを埋め立てて、もう9割以上埋まってる状態。あと、残り8%くらいしか埋められない」
粗大ごみは、一部の金属や木材などはリサイクルされるものの、結局は最終処分場行きです。 三島市の最終処分場は、既に限界に近づいていて、年間約8000万円かけて、焼却灰を県外へ運んでいる現状です。また、三島市は、市民一人の1日当たりのゴミ排出量が、静岡県内の10万人以上の自治体で4番目に多いというデータもあります。 この現状を市民に理解してもらいゴミに対する意識を変えるため、三島市では、2023年9月から、県内で初めて「メルカリ」で粗大ごみの販売を始めました。
■粗大ごみがお宝に!
案内された倉庫には… (三島市廃棄物対策課 山添 豊さん) 「メルカリで出品予定の商品。見ての通り、たくさんある」 粗大ごみの中から売れそうなもの選び、清掃やメンテナンスをしたあと、販売価格を決めていきます。
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