今季こそアーセナルはプレミア制覇の準備整った? 日程面ではやや有利との見方も
ライバルのマンCは3月からハードスケジュールに
10日に行われたウェストハム戦に6-0のスコアで大勝するなど、アーセナルが調子を上げている。その前には好調リヴァプールも3-1で沈めており、アーセナル専門メディア『Pain In The Arsenal』は「タイトル獲得へのフォームを見つけた」と手応えを掴んでいる。 ウェストハム戦でもそうだが、今季のアーセナルはセットプレイを上手く活かしている。長身のDFウィリアム・サリバ、ガブリエウ・マガリャンイスをターゲットにしたセットプレイは相手の脅威となっていて、ここは昨季から進化しているポイントだ。 気になるのはここからのスケジュールか。アーセナルはここからプレミアリーグではバーンリー、ニューカッスル、シェフィールド・ユナイテッド、ブレントフォードと対戦していくことになり、そこまで厳しいスケジュールではない。その後3月16日のチェルシー戦を挟み、マンチェスター・シティとの直接対決を迎える。 一方で厳しいのはマンCだ。次節はチェルシーと対戦し、3月からはマンチェスター・ユナイテッド、リヴァプール、ブライトン、アーセナル、アストン・ヴィラと難しい相手との対戦が続く。 リヴァプールはEFL杯・決勝、FA杯が残っており、マンCもFA杯の戦いが残っている。アーセナルはすでにFA杯を落としているため、残るはプレミアリーグとチャンピオンズリーグだ。日程面ではアーセナルの方がやや有利と言えるかもしれない。 昨季のアーセナルは終盤戦にガス欠してしまったが、今季は今のペースを維持できるのか。
構成/ザ・ワールド編集部