インテルがローマ撃破で首位堅持、ユヴェントスが敗戦。鎌田大地は6試合ぶり出場|セリエA第24節 結果まとめ
セリエA第24節が現地時間2月9日~2月12日に行われた。 【動画】鎌田が後半から6試合ぶりに出場!
ローマ対インテル
ダニエレ・デ・ロッシ監督の新体制で3連勝して5位まで上昇したローマと、リーグ4連勝で首位を走るインテルが激突。試合は17分、CKから一度跳ね返されたボールにファーで反応したフランチェスコ・アチェルビがヘディングシュートを沈め、インテルが先制する。しかし、ローマは28分、FKのクロスに合わせたジャンルカ・マンチーニのヘディング弾が決まって追いつくと、44分にはカウンターからボックス左のステファン・エル・シャーラウィが逆転弾を挙げる。 迎えた後半も白熱のオープンゲームに。インテルは49分、右からのクロスにニアで合わせたマルクス・テュラムが同点弾を挙げると、56分にはヘンリク・ムヒタリアンが左サイドから入れたクロスが相手OGを誘って3-2と再びリードする。さらにアディショナルタイムにはカウンターからアレッサンドロ・バストーニがシュートを突き刺して4-2に。そのまま勝ちきったインテルがローマの連勝をストップさせ、5連勝で首位を堅持した。
カリアリ対ラツィオ
日本代表MF鎌田大地が所属する9位のラツィオは3連敗中で18位のカリアリとアウェーで対戦。序盤からペースを掴んだラツィオは26分、グスタフ・イサクセンの入れたクロスが相手OGを誘って先制する。さらに後半、49分にはイサクセンのシュートをGKが弾くと、これに詰めたチーロ・インモービレが自身セリエA通算200ゴール目をマークしてリードを広げる。その後、1点を返されたラツィオだが、65分にはカウンターからボックス左のフェリペ・アンデルソンが沈めて3点目。78分には鎌田が公式戦6試合ぶりの出場を放つと、85分にはボックス左から中央へ切り込んでポスト直撃のシュートを放つ。結局、そのまま3-1で勝利したラツィオがリーグ3試合ぶりの白星を手にしている。
そのほかの試合
2位のユヴェントスはホームでのウディネーゼ戦を0-1で落とし、前節のインテル戦に続く2連敗。インテルとの勝ち点差が「7」まで広がった。そのほか、3位のミランはホームでのナポリ戦をテオ・エルナンデスのゴールで勝ちきり、ユヴェントスに1ポイント差まで迫っている。