藤竜也82歳「また、もう1本くらい呼んでいただきたいな」 3度目タッグの監督との絆
日テレNEWS NNN
俳優の藤竜也さん(82)が13日、映画『大いなる不在』の公開記念舞台挨拶に真木よう子さん(41)、原日出子さん、近浦啓監督と共に登場。監督との絆について語りました。 【画像】藤竜也「その気があったのかも」 40年前に共演・原日出子との秘話明かす 映画『大いなる不在』(公開中)は、数々の国際映画祭で高い評価を受ける近浦啓監督の2作目となる長編映画。幼い頃に自分と母を捨てた父親に息子が再会し、認知症で別人のように変わった父の真相を追っていくサスペンスヒューマンドラマです。 今回、認知症を患う父・陽二を演じた藤さん。スペインで行われた第71回サン・セバスティアン国際映画祭で、日本人初となる最優秀俳優賞を受賞しています。 近浦監督とタッグを組むのは3作目という藤さんは「僕が監督との関係で好きなところは、全然プライベートの話をしたことすらないんですね。なにもプライベートの会話というのがなく、良い意味で良い作品を作ろうっていう絆でつながっているようなもので」と話しました。 続けて、「こうやってこの年までこの仕事に呼んでいただいて、できればまたもう1本くらい(作品に)呼んでいただきたいなと思います」と、4度目のタッグに意欲を見せました。 さらに、主演で息子・卓を演じた森山未來さんについて聞かれた藤さんは「(役柄的に)なにも話さないから、特に感想はございません」と、冗談で笑わせると「この方は良い俳優さんだなって思いました。陽二とのカップリングかな。特に親子の関係というのは一緒にやっていて、“きっとこれはうまくいくな”と内心思いましたね」と称賛しました。