久保建英、新年最初の国王杯3回戦で先発復帰と予想 長期離脱のザハリャンが今季初メンバー入り
レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(23)が新年最初の公式戦で、2試合ぶりに先発復帰するとクラブの地元紙が試合当日に予想した。 【写真】ハイブランドのリュックを背負う私服姿の久保建英 アルグアシル監督は5日にアウェーで行われる3部ポンフェラディーナとの国王杯3回戦(ラウンド32)に向けて23人招集した。久保が今大会で初招集され、プレシーズン中に右足首腓骨(ひこつ)筋腱(けん)を損傷したザハリャンが今季初めてメンバー入りを果たした。 その一方、トラオレとスビメンディがけが、ベッカーが母親死去(※試合前に黙とうをささげ、選手たちは喪章をつけてプレーする予定)、デ・サラテが戦術的判断で招集外。また、今冬の移籍市場でサディクとマグナセライアがそれぞれバレンシアと2部コルドバに半年間、期限付き移籍している。 ノティシアス・デ・ギプスコア紙は新年最初の公式戦に向け、アルグアシル監督ができる限りのベストメンバーで臨み、24年最後のセルタ戦でベンチに置いた久保を4-3-3の右ウイングで先発起用すると予想した。 そのメンバーはGK=レミーロ、DF=アランブル、スベルディア、アゲルド、アイエン・ムニョス、MF=ブライス・メンデス、トゥリエンテス、スチッチ、FW=久保、オヤルサバル、バレネチェアとなっている。 Rソシエダードのリーグ戦成績は18試合7勝4分け7敗の勝ち点25で7位。国王杯では5部ホベ・エスパニョール(5-0)と4部コンケンセ(1-0)に勝利してきた。久保はまだ一度も出番がない。 対するポンフェラディーナは3部リーグ1組を18試合8勝6分け4敗の勝ち点30という成績で3位につける。国王杯ではここまで4部ウニオン・モンタニェサ・エスコベド、2部カステリョンにそれぞれPK戦で勝利し、同ラウンドに進出した。 (高橋智行通信員)