粗品 お笑いのネタはすぐに発表できるけど「こんなに待ち遠しいのは初めて」1stアルバム『星彩と大義のアリア』リリース
こもり校長:作詞作曲は粗品先生がされていますけど、今回は直球なものが多いですよね? 粗品:そうですね。ド直球ですね。 こもり校長:そこは、何か思うことがあったんですか? 粗品:めちゃくちゃありました。今こそシンプル! 最近の音楽は、複雑、おしゃれ……それもいいんですが、音数少なくシンプルでいこうよ、みたいな。簡単な音楽がやりたかったんです。 こもり校長:でも、シンプルって難しいですよね!? 粗品:そうですね。だから、「めっちゃ売れる!」とかはあんまり思っていなくて。時代的にも……こういう音楽がね。でも、「こっちをやりたい!」と思ったかな。学生にコピーしてほしいとか、そういうのもありました。 こもり校長:なるほど! 粗品:だから、ドラムのフレーズとかベースラインとかも、あまり難しくならないように……ベーシスト、ドラマーからは、おもしろいオカズ(合いの手のように入れるフレーズ)ももらうんですけど、「もうちょっと簡単に」というのは軸としてありました。
こもり校長:もう少しでファースト・アルバム発売ですが、前夜ってどんな気持ちですか? 粗品:こんなに待ち遠しいのは、初めてかもしれないです。お笑いって、考えたネタは割とすぐに発表できるんですよ。でも、去年から作っていたものが……あのときは、「4月17日ってめっちゃ先やな」と感じていましたけど。(17日まで)あと30分ですからね、かなり興奮しております。