“タイパ”を意識【女性のリアルな仕事観】半数以上が肯定! 飲み会に参加しない、わからないときは質問など
仕事で“タイパ”を意識する
仕事で多忙を極めるのは男性だけでなく女性も一緒。では、近年の働く女性たちはライフワークバランスをどのようにうまくこなしているのか? 仕事をする上で意識している“タイパ”事情について、紹介していきます。正社員で長く働きたい女性のための転職サイト「女の転職type」が、20~40代の働く女性463名を対象に、タイムパフォーマンス“タイパ”に関する意識調査を実施し、結果を公開しました。 【画像】プライベートで実践する“タイパ”の工夫は? 恋人つくらない、フードデリバリー他
まず、仕事で “タイパ”を意識しているかの調査では、「意識している」が38.7%、「やや意識している」が46.0%と、合わせて84.7%の人が「意識している派」であることがわかりました。年代別に見てみると、20代では「意識している」が26.7%であるのに対し、30代では39.2%、40代では44.9%と、年代が上がるにつれ意識している人が大幅に増える結果となっていました。
仕事で“タイパ”につなげるためにやっていることは?
“タイパ”を意識して仕事上している工夫については、8位「リモートワークの日に作業する」11.5%、7位「メールの内容を口頭で補足する」19.4%、6位「不要な会議の整理・削除」19.6%、5位「成果物の役割や期待値を事前にすり合わせる」20.2%、4位「職場の飲み会には参加しない」23.5%、3位「タスクをカレンダーで時間管理する」49.0%、2位「わからないことはすぐ質問する」54.6%となっています。そして1位は「不要な業務の整理、削除」75.3%という回答が集まっていました 結果をみていくと、不要な会議や業務のカットを通して時間を生み出すことや、事前に時間を決めて進行するなど、時間の使い方をシビアに見極めて効率化を図っていることが見受け取れますね。
“タイパ”につなげるために“職場”が実施していること
次は、時間効率化のために職場が行っている取り組みをみていきましょう。まず、8位「業務のアウトソーシング」9.9%、7位「会議の削減」11.2%、6位「ノー残業デーをつくる」14.5%、5位「会議時間の短縮」16.4%、4位「リモートワークの導入」16.8%、3位「業務の削減」25.9%、2位「「特に取り組みはない」27.6%となっています。そして1位は「業務効率化ツールの導入」36.5%という結果になっています。 こちらの結果をみていっても、会議や不要な業務の削減が複数挙げられていました。この結果から、業務に使っていた時間の見直しから、不要なものを取り除いて新たに時間を作ることの重要性がわかってきます。また、移動時間を削減するリモートワークの導入もランクインしていました。一方で「特に取り組みはない」と回答した人がおり、約3割の職場では時間効率化のための取り組みがなされていない状況もわかりました。