4ヵ月ぶり白星でシンシナティ初戦突破、22歳の新鋭レヘチカが復帰<男子テニス>
シンシナティ・オープン
男子テニスのシンシナティ・オープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は13日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク35位のJ・レヘチカ(チェコ)が同38位のM・ナヴォーネ(アルゼンチン)を7-6 (7-3), 6-3のストレートで破り、初戦突破。約4ヵ月ぶりの復帰戦を白星で飾った。 【西岡良仁、シナー、アルカラスらシンシナティOP組合せ】 22歳のレヘチカは今年1月のアデレード国際(オーストラリア/アデレード、ハード、ATP250)でキャリア初タイトルを獲得し、世界ランクも23位に浮上して自己最高をマークしていた。しかし、5月初旬のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)準決勝で腰を負傷し途中棄権すると、ツアーを離脱。全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)、パリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)などを欠場し、今大会で4ヵ月ぶりの復帰を果たした。 この試合、レヘチカは6本のダブルフォルトを犯したもののファーストサービスが入ったときには84パーセントの高い確率でポイントを獲得。ナヴォ―ネのブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは2度のブレークに成功し、1時間27分で勝利した。 2回戦では第4シードのD・メドベージェフと対戦する。今大会は上位8シードが1回戦免除のためメドベージェフはこの試合が初戦となる。 同日には第12シードのB・シェルトン(アメリカ)や第14シードのL・ムセッティ(イタリア)、世界ランク27位のF・ティアフォー(アメリカ)、同32位のJ・トンプソン(オーストラリア)、同52位の西岡良仁らが初戦突破を決めている。