母の日に“親スイッチOFF” 子どもを預けてゆっくり温泉で休息を 愛知県の老舗旅館
CBCテレビ
「母の日」の5月12日、愛知県蒲郡市の老舗旅館で、お母さん向けの特別なイベントが開かれました。 【写真を見る】母の日に“親スイッチOFF” 子どもを預けてゆっくり温泉で休息を 愛知県の老舗旅館 子どもを預ける母親たち。 ここは、蒲郡市にある老舗の温泉旅館「平野屋」です。 (母親) 「ずっと(子どもを)見ているので、たまにはリフレッシュしたい」 温泉で心も身体も癒してもらおうというイベントで、子育て支援のNPOが企画しました。 (NPO法人 ママライフバランス 上条厚子 代表理事) 「母の日に『休む』というギフト。“親スイッチ”をいったんオフしていただくことをコンセプトに企画」 旅館の一室で保育士や看護師らが5時間、小学生未満の子どもを預かります。12日は“母の日価格”で、1人9900円で実施。県内などから夫婦5組と母親3人が利用しました。 子どもを預けてゆっくりとお弁当ランチ。日頃の子育ての話題で話も弾みます。 (母親たち) 「ちょっと前はダイエット頑張ろうと思って、寝かしてから動画見て運動していたけど、最近は面倒くさいから、寝転がってTikTokずっと見ている」 「たのしいよね」 (参加の夫婦) 「やっと2人でゆっくり同じペースで食べられるね。ありがたい」 「1年ぶりくらい」 食事の後は、いよいよ温泉へ。 (母親) 「わーいいね」 一人で、ゆっくりと、1時間半。心も身体も解きほぐされていきます。 Q.「温泉は何年ぶり?」 (母親) 「温泉は5年ぶり。きょうは自分のためだけに入れてよかった」 (母親) 「日頃は5分~10分であがる。長風呂どうやって入るかわからなくて、はやくにのぼせてしまって、でもすごく気持ちよかった」 このイベントを開いたのは、2人の子どもの母親でもあるNPO代表のこんな思いからでした。 (NPO法人 ママライフバランス 上条厚子 代表理事) 「私自身 子育ての過程で「産後うつ」と診断ついた時も。親であるスイッチをオフする時間が当時あったら良かった」 温泉の後にはヨガで身体を整え、子どものお迎えの時間に。 温泉でリフレッシュし、表情が一段と明るくなった母親たちがそこにいました。
(母親) 「大満足です」 Q.あしたから頑張れる? 「なんなら今夜から頑張る」 (母親) 「現実逃避このまましていたい」 このイベントは今後も定期的に開かれ、次回は6月30日に予定されています。
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