【速報】中野区の“強盗傷害”も指示か フィリピンから送還の渡辺容疑者ら特殊詐欺G幹部3人をきょうにも再逮捕へ 警視庁
日テレNEWS NNN
指示役「ルフィ」らが関わったとされる全国で相次いだ強盗のうち、去年12月に東京・中野区で起きた強盗傷害事件で、警視庁は、フィリピンから強制送還された特殊詐欺グループのリーダー渡辺優樹容疑者や、幹部の今村磨人容疑者ら3人を、指示役として強盗傷害などの疑いで、きょう24日にも再逮捕する方針を固めました。 全国で相次いだ強盗事件では、「ルフィ」「ミツハシ」「キム」などと名乗る指示役がいることがわかっていて、今年1月、東京・狛江市で90歳の女性が死亡した強盗事件では、フィリピンから強制送還された特殊詐欺グループのリーダー渡辺優樹容疑者(39)や幹部の今村磨人容疑者(39)、藤田聖也容疑者(39)、小島智信容疑者(45)が指示役などとして逮捕されているほか、去年12月、広島市西区で起きた強盗事件では、渡辺容疑者、今村容疑者、藤田容疑者の3人が指示役として強盗殺人未遂容疑などで逮捕されています。 警視庁は、その他の事件についても捜査を進めてきましたが、実行役らから押収した携帯電話の解析や関係者の証言などから、去年12月、東京・中野区で起きた強盗傷害事件にも指示役として関与した疑いが強まったとして、渡辺容疑者、今村容疑者、藤田容疑者の3人を強盗傷害などの疑いで24日にも再逮捕する方針を固めたことが、捜査関係者への取材でわかりました。 実行役らへの具体的な指示は「ルフィ」「キム」が出していたとみられ、警視庁は、渡辺容疑者らの役割について詳しく調べるとともに、東京・稲城市や山口・岩国市で起きた強盗事件との関連についても調べる方針です。