中学で必要な英単語数は「2500」!? 専門家「分かる子はいいが、苦手な子には苦痛」 教員の負担増も懸念
慶應義塾大学教授で応用言語学の研究者と研究を行っているという中室牧子氏は「英語学習は『動機』が非常に重要だ」と指摘する。 「文科省が後押ししている留学プログラム『トビタテ!留学JAPAN』において、短期間の留学、あるいは英語圏以外の留学でも生徒たちの動機付けが上がって実際の英語力が伸びたことが追跡調査で明らかになっている。つまり、自分の身近な友達や外国人の友達と話したい、コミュニケーションを取りたいという動機が重要だということだ。日々、単語や文法を覚えたりする中から、英語を勉強したいという気持ちは本当に湧き上がってくるのか。やはり子どもたちの動機づけを大事にするような教育であってほしい」 (『ABEMAヒルズ』より)