井上尚弥、11キロ増ドヘニーは「びっくりするほどではなかった」「中途半端な終わり方」/一問一答
<プロボクシング:4団体統一スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦>◇3日◇東京・有明アリーナ 【写真】急に動きを止めたドヘニーに、手を広げて「なぜ?」のポーズのレフェリー 4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(31=大橋)が防衛(WBAスーパー、IBF2度目、WBC、WBO3度目)に成功した。WBO世界同級2位の元IBF世界同級王者TJ・ドヘニー(37=アイルランド)に7回16秒TKO勝利した。 試合後の井上の主な一問一答は以下の通り。 -試合を振り返って 「内容的には、これからというところだった。こうなってしまったのは仕方ない」 -前日から11キロ増やしたドヘニーのパワー 「多少感じたけど、びっくりするほどではなかった」 -いつもより慎重な印象 「今回はそういうテーマというか、入りをしようと思ったので。慎重に入りました」 -今後は 「終わったばかりなのでまだなんとも言えないけど、次は12月という話もあるので、会長とも話し合って決めたい」 -体重はこれまでで、一番多く戻したのでは 「今回は意図的に増やせるだけ増やしてみようと。ボクシングスキルが落ちない程度に、どこまでリカバリーできるか試してみた。今後、当日の適正体重を定めてみたい」 -今日は 「若干重たい感じはした」 -2回にタックルされた 「特に何も思わなかった。それでバッティングとかあれば話は違うけど。いろいろやろうとしていると感じた」 -最後のシーンの心境 「理想としていた終わり方ではない。中途半端な終わり方になってしまった」