<日向坂46正源司陽子>声にコンプレックスあった 映画「ゼンブ・オブ・トーキョー」インタビュー 熊切和嘉監督に聞く“役者・正源司陽子”の魅力
熊切監督:もちろん!
正源司さん:うわぁ~(笑)! でも、いただいたムチャブリに全力で答えていくのもすごく楽しかったです。
◇「ジブリの主人公みたい」
--東京都内のさまざまな場所がロケ地となりましたが、思い出に残った場所はありますか。
正源司さん:普段あまりお出かけしないタイプの人間なので、(撮影をきっかけに)私自身も東京を知ることができて! 先日上野に遊びに行ったときに、見覚えあるなって思ったら、撮影で来たことがあるって(笑)! 早めの聖地巡礼ができました(笑)
--他にも思い出の場所はありますか?
正源司さん:それこそスカイツリーさんと日向坂46がコラボしている時になかなか行けなくて……でもコラボ最終日にギリギリ撮影で行ったんです(笑)。すごくうれしかったです!
熊切監督:コラボのおかげでスカイツリーで撮影できたんですよ。
正源司さん:そうだったんですか!?
熊切監督:普通だったらもっとお金がかかるんですけど(笑)。ありがたいことに、ぜいたくな画(え)を撮らせていただきました。
--改めて“役者・正源司陽子”の魅力を教えていただけますか。
熊切監督:大体さっき言った感じなんですけど、僕は彼女の声がいいなって。どうってことないことを言うセリフも、そこに気持ちが乗っかったときにすごく胸を打つものがあるのは撮っていて感じました。環境さえ整えれば、すごく心に響くことを言ってくれました。
--正源司さんの声の魅力について、具体的に聞かせてください。
熊切監督:なんとなく本当を感じるというか、上辺だけじゃない感じがしました。
--声を褒められたことはこれまでありましたか。
正源司さん:まったくなくて! 逆に声に若干のコンプレックスもあったので、今なくなりました(笑)。
--コンプレックスがあったんですか。
正源司さん:たまに女性らしくない声のときがあるので、もうちょっと女の子らしくなろう!って意識したりすることも(笑)。でもこうして褒めていただけて、うれしいです。