『ジョーカー2』日本語吹替版キャスト発表 平田広明がホアキン・フェニックス、村中知らレディー・ガガを担当!
シリーズ初の日本語吹き替え版劇場上映が決定しているホアキン・フェニックス主演映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(通称『ジョーカー2』)より、吹き替えキャストが解禁。ジョーカー役(ホアキン・フェニックス)を平田広明、リー役(レディー・ガガ)を村中知が演じる。併せて、暗闇に浮かび上がるジョーカーとリーを映し出したキャラクターポスターも解禁された。 【写真】暗闇に浮かび上がるジョーカー(ホアキン・フェニックス)とリー(レディー・ガガ)のキャラポス 本作は、孤独だが心優しい男が、ゆがんだ社会のはざまで“悪のカリスマ”へと変貌を遂げていくドラマを描いた映画『ジョーカー』(2019)の、続編にして完結編。 前作では、コメディアンを夢見る孤独だが純粋で心優しい男、笑いのある人生は素晴らしいと信じ、都会の片隅でピエロメークの大道芸人をしながらドン底から抜け出そうともがく彼が、理不尽だらけの世の中で、悪のカリスマ“ジョーカー”へと変貌を遂げるまでが描かれた。 前作から2年後が舞台となる今作では、社会への反逆者・民衆の代弁者として祭り上げられたジョーカーの暴走がさらに加速。ジョーカーはレディー・ガガ演じるリーと呼ばれる謎の女と出会い、ジョーカーの狂気がリーへ、そして群衆へと拡散。世界を巻き込むジョーカーの新たなショー=事件の幕が開ける―。 主人公ジョーカー(ホアキン・フェニックス)の吹き替えを務める平田広明は、前作のブルーレイ&DVDに収録された日本語吹き替え版からの続投となる。 平田は「ずいぶん前に風の噂で続編があるらしいと聞きました。ただ『歌ってるシーンが矢鱈と多い』とも聞き、ならば吹き替え版は作らないのでは、と勝手に思い込み、寂しいやら少しホッとするやら、しておりました。そんな訳で正式にお話を頂いた時は、盛大にビビり散らかしました」と振り返り、「前作同様、ホアキン氏に寄り添うことだけを考えて収録に臨みました。ただ、今作はアーサーの闇をより深く感じましたので、演じながら自分のメンタルを持って行かれないよう注意しなくてはという、これまでに経験の無い思いをしたのが自分でもビックリです」と明かした。 レディー・ガガ演じる謎の女性・リーの吹き替えを務める村中知は、リーについて、「なんとなく周囲に溶け込むことはできても、違和感を覚えながら生きてきた女性だなと。傍からみるととんでもないこともするんですけど、手段が変わっているだけで辻褄は合っているんです。なんなら合理的。繊細さと大胆さを併せ持つ、アンバランスな興味深いキャラクターでした」とコメント。 「ご視聴前に“フォリ・ア・ドゥ”の意味を調べて、どんな物語になるのか想像してみるのも楽しいかもしれません。今作のみでも楽しめるとは思いますが、前作をご視聴いただいてからだと更に良いかと。妄想と現実の狭間でお待ちしています!」と観客へメッセージを送った。 このほか、物語の脇を固める声優陣も解禁。ジョーカーが収監されているアーカム州立病院の看守ジャッキー(ブレンダン・グリーソン)役を務めるのは斎藤志郎。ジョーカーの弁護士メリーアン(キャスリン・キーナー)役には塩田朋子。ジョーカーを追い詰める裁判長役を角野卓造が務める。さらに、裁判を直前に控えたジョーカーに独占取材を行うインタビュアーのパディ役に木下浩之、アーカムの囚人でジョーカーに憧れているリッキー役に上村祐翔、アーカムの若い囚人役に福西勝也、精神科医のルー博士役に前田一世。 また、前作でアーサーが心引かれていた元隣人のシングルマザー・ソフィー(ザジー・ビーツ)役で種市桃子、元同僚のゲイリー(リー・ギル)役で越後屋コースケ、民生委員のケーン役で伊沢磨紀が続投する。 映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(通称『ジョーカー2』)は、10月11日より全国公開。 平田、村中のコメント全文は以下の通り。