映画「悪い夏」主演は北村匠海、破滅していく公務員役「なんか泣けたり笑えたりします」
「東京リベンジャーズ」シリーズで知られる北村匠海が主演を務めた映画「悪い夏」が、2025年3月20日に全国で公開される。脚本は「ある男」の向井康介、監督は「アルプススタンドのはしの方」「ビリーバーズ」の城定秀夫が担い、配給はクロックワークスが手がける。 【動画】北村匠海が闇堕ち公務員に、「悪い夏」特報はこちらから 作家・染井為人のデビュー作「悪い夏」をもとにした本作は、真面目に働いていた市役所勤務の公務員・佐々木が、気弱な性格ゆえにふとしたきっかけで犯罪行為に巻き込まれ、破滅へと転落する物語。育児放棄寸前のシングルマザー、彼女を揺すって肉体関係を迫る公務員、裏社会の住人、生活保護の不正受給をするドラッグの売人などが登場する原作は「クズとワルしか出てこない」と話題を呼び、累計18万部以上を売り上げた。 佐々木役の北村は「優しい映画ではありません、かと言って暗い映画でもありません。ただひたすらに生きることに必死な僕らが泥や汗や体をぶつけ合って、なんか泣けたりなんか笑えたりします」と同作についてつづった。 YouTubeでは、佐々木が苛立ちや怒りを爆発させる様子を収めた特報が公開中。 ■ 北村匠海 コメント 城定監督とは、いつかご一緒させていただきたいと思っていました。そしてそれが「悪い夏」で叶えることができて良かったなと、映画を見終わった後に改めて思いました。僕らはあの夏、ただただ悪かった。ただ良くなかった。上手く生きれなかった。そんな僕らを笑ってくれたら幸いです。優しい映画ではありません、かと言って暗い映画でもありません。ただひたすらに生きることに必死な僕らが泥や汗や体をぶつけ合って、なんか泣けたりなんか笑えたりします。スクリーンで皆様に届くことを楽しみにしています。 (c)2025映画「悪い夏」製作委員会