【デカ盛り】新橋の居酒屋で「牛」と「鰻」の超ボリューム丼を食べてきた #食楽web #デカ盛り
「実はこの『鰻牛丼』は、コロナの時期にできたんですよ。外出自粛が叫ばれていた時でも、リモートできないサラリーマンは出勤しないといけないですよね。そうなるとご飯を食べなくちゃならない。その時に、免疫を高め、精力・スタミナがつく料理を食べてほしいなと。コロナに負けずに頑張ってほしいという気持ちから生まれたんですよ」と店主。 ちなみに、「鰻牛丼」の場合牛肉は100gですが、「にょろりと鰻牛丼」になると牛肉は300gに。2倍どころか3倍のボリュームになっています。
牛肉は網で炙っているので、香ばしさ満点。端はカリッと、中はしっとり。甘辛のタレで旨みがしっかり感じられます。「牛肉は豚肉や鶏肉に比べて甘辛のタレに合う。だからウナギともしっくりくるんですよ」と店主。ウナギのほんのり甘いタレと牛肉の甘辛焼き肉ダレは、確かに違和感がありません。相性はかなりいい!
ちなみに、これ、どこから食べればいいの?「小さい取り分け用の器も一緒にお出しするので、ウナギと焼肉を一度取り分け、好きなバランスで食べるといいですよ」と店主。なるほど! それならごはんといいバランスで食べ進められそうです。
そして、ウナギと牛肉を別の器に移したところで発覚。ごはんが茶色いです。 「ごはんは炊く際にウナギのタレに合わせた味付けにしています。最後にタレをかけて回すのだと、底のごはんがタレまみれでしょっぱかったり、逆に味がなくて食べにくいことがありますよね。なので、ごはんに下味を付けたのち、軽くタレをかけることで最後まで美味しく味わえるんですよ」。おぉ~、だから茶色いごはん、ということなんですね。 ごはんの上に牛肉とウナギがあるからこその、味ごはん。タレのバランスで美味しさが左右されないよう、計算されているのはさすがです。
そして、最後3~4口分を残してシメの出汁を投入。ウナギと牛肉の香りが復活。そして温かさもほんの少し復活。さらさらっと味わえるのって、ほぼ満腹のお腹に優しいシステムに感じます。ここまでストロングでパワフルなウナギ&牛肉が、スルスルっと優しく口の中へ。 お酒を飲んだ後のシメとしても正解。最後の味変と言えるのかもしれませんが、すっきり終われます。