「CGなのに色気ヤバイ…」人気女優が演じた歴代『龍が如く』ヒロインの「圧倒的美貌」
■大人の包容力と魅力で、人々を支える重要キャラクター…『龍が如く6 命の詩。』真木よう子
伝説の極道・桐生が繰り広げる激闘を描いてきた『龍が如く』シリーズだが、その戦いの“最終章”とされ話題を呼んだのが、2016年にPS4用ソフトとして発売された『龍が如く6 命の詩。』だ。 広島県の尾道市をリアルに再現しつつ、一馬の物語に一つの“決着”がつけられる本作でも、多くの俳優やタレントたちが出演している。 なかでもメインストーリーにも絡んでくる重要キャラクター・笠原清美を演じたのが、女優の真木よう子さんだ。 高い演技力から数々の名誉ある賞も獲得している名女優の一人だが、本作では桐生が訪れたスナック「清美」のママとなり、桐生のみならず尾道仁涯町で活動する「広瀬一家」の面々とも深くかかわっていく。 ほかのキャラクターと同様、PS4のパワーによって再現されたグラフィックの完成度は圧倒的だった。真木さんが持つ美しさはもちろん、少し影を帯びた大人の色気までも感じ取ることができる。 真木さんは笠原を演じるにあたり、極道たちに囲まれ、多くの人々の拠り所として生きる彼女の“したたかさ”を感じ取り、そのキャラクター性を気に入ったとのことである。 伝説の締めくくりとなる物語に、真木さん演じる清美がいかにかかわってくるのか……その妖艶な美貌とあわせて、ぜひとも確かめてみてほしい。
■これまでとは一風変わった本シリーズオリジナルの“おりょう”像『龍が如く 維新!』桜庭ななみ
現代社会の様々な都市でストーリーが展開する『龍が如く』シリーズだが、ときには過去の別時代が舞台となった外伝的な作品も登場している。2014年にPS3&PS4で発売された『龍が如く 維新!』も、そんなスピンオフタイトルの一つ。 幕末の日本を舞台に、坂本龍馬や新選組といった誰しもが知る歴史的要素に新解釈を加えた時代劇作品で、これまでの『龍が如く』に登場した歴代キャラクターたちが名や立場を変えて登場するのが特徴だ。 本作では、主人公・坂本龍馬が拠点として利用する船宿「寺田屋」の看板娘・おりょうを、女優の桜庭ななみさんが演じることとなった。 作中でもその美しさが評判となっているキャラクターだが、桜庭さんのビジュアルはまさに“はまり役”で、可憐さと凛とした強さを兼ね備えたおりょうの姿が活き活きと表現されている。 一方、今回の役を演じるにあたり、桜庭さんは京都弁の独特の言い回しに苦戦したようだ。桜庭さんとしても初めて演じるタイプのキャラクターだったようだが、どこか艶やかさも兼ね備えたその演技は、スタッフにも絶賛されていた。 これまでの歴史作品に登場するおりょうは幕末を生きる“強い女性”というイメージが多かったが、今回の作品ではどこか柔らかな包容力も兼ね備えた、桜庭さんオリジナルの“おりょう像”を目の当たりにすることができる。 龍馬をはじめ、多くのキャラクターたちの“癒し”となるおりょうの可憐な姿は必見だ。 グラフィックの美しさでも知られる『龍が如く』シリーズだが、ドラマや映画で活躍する名女優たちの姿も、ゲーム内では高いクオリティで再現されている。キャラクターとなっても決して色褪せることのない、その美しさに見惚れてしまうこと間違いなしだ。
創也慎介