【めざせ!春高】(3)「拾ってつなぐ伝統バレー」女子・鹿児島女子 「若いチームで挑む」男子・樟南
鹿児島テレビ
11月2日開幕する春高バレー鹿児島県予選。 今週はシリーズで有力校を紹介しています。 3回目はともに第2シード女子・鹿児島女子、男子・樟南です。 女子・第2シード鹿児島女子。 県内最多37回の春高出場を誇る強豪校です。 2023年のスターティングメンバー6人のうち5人が残り、神川監督は総合力は2023年より数段上がったと話します。 しかし、県内の主要大会はここまで全て準優勝。 あと一歩頂点に届いていません。 鹿児島女子3年・白瀬莉桜キャプテン 「今まで県大会をすべて(優勝を)逃してきてしまっているので、最後の大会はなんとしてでも勝ちきりたいのと、春高予選の独特な雰囲気をどのチームよりも楽しみたい」 この1年間で力を入れたのはレシーブです。 練習時間のほとんどをレシーブ練習に費やします。 攻撃の層も厚く、コート幅を最大限に使い多彩な攻撃で得点を重ねます。 ミドルブロッカーの3年生、福重捺緒選手は、身長176センチと2024年の出場選手の中で最も身長が高い選手です。 鹿児島女子3年・福重捺緒選手 「3年生にとっては今回が県内最後の大会となるため、自分が前衛ではブロックとスパイクで多く点を取って、サイドの選手が楽に決められるようにしたい」 鹿児島女子伝統の“拾ってつなぐバレー”で、2年連続38回目の春高を目指します。 男子・第2シード樟南高校。 新人戦ベスト8でスタートしたチームは、全九州予選で3位、インターハイ県予選で準優勝と結果を出してきました。 普段の練習メニューは、3年生の福永キャプテンを中心に選手たちが主体となって考えます。 樟南3年・福永海斗キャプテン 「試合で出た反省をしっかり練習で改善できるように、副キャプテンとメニューを考えている」 スタメン6人中5人が2年生という2024年のチーム。 2年生セッターの田之畑選手が、センター線を軸に多彩なコンビを組み立てます。 スタメン唯一の3年生はエースの宇都宮選手。 身長189センチ、最高到達点3メートル45センチで、高い打点から繰り出すキレのあるスパイクを武器に得点を重ねます。 樟南3年・宇都宮海児選手 「これが最後の全国をかけた戦いになるので絶対に優勝して春高に出場したい」 アグレッシブで明るく、波に乗ると勢いづく2024年のチーム。 22年ぶりの春高を目指します。
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