ゴールデンターキン「踊巓(ようてん)」が死亡
東京動物園協会は、多摩動物公園のゴールデンターキンの「踊巓(ようてん)」が死亡したと発表した。 ゴールデンターキンの踊巓(ようてん)はオスで、年齢は1歳8ヶ月。12月19日、寝室扉上部窓の格子の間に頭を挟み、動けなくなっているのを発見された。職員複数名で頭を外そうとしたが、外すことができず、徐々に呼吸が弱まり、9時40分に死亡が確認されたという。死因は窒息死だった。 同園でのゴールデンターキン飼育状況は、これで6頭(オス2頭、メス4頭)となった。 ゴールデンターキンは、偶蹄目ウシ科。中国陝西省秦嶺山脈・甘粛省東南部で、標高2400~4200メートルで岩がある竹林やシャクナゲなどの茂みに生息。開発により数が減り、中国ではジャイアントパンダやトキとともに国の第一級保護動物に指定されている。