直近《35試合で36ゴール》とドルトムントのエースが制御不能 ブンデスでケインと得点王争えるギラシ驚異の得点力
ドルトムントのエースとして早くも大活躍
ドルトムントが今夏に獲得へ動いたのは大正解だったのだろう。シュツットガルトからドルトムントへ加入したFWセール・ギラシの勢いが止まらない。 [動画]セルティック戦ではPA内で巧みにDFをかわして決めた 昨季シュツットガルトでプレイしていたギラシは怪我で離脱したゲームが2試合と、アフリカ・ネイションズカップを戦うためにギニア代表へ合流していた期間があったため、ブンデスリーガでは28試合の出場となった。その成績は驚異的で、28試合で28ゴールを奪ったのだ。 DFBポカールも合わせると、昨季は30試合で30ゴールを奪うパーフェクトシーズンだった。その活躍から今夏ドルトムントへ移籍することになるのだが、得点ペースは続いている。 1日に行われたチャンピオンズリーグ・セルティック戦でも2ゴールの活躍を見せ、今季ここまで5試合に出場して6ゴールを奪っている。昨季から合わせると、35試合で36ゴールを奪っているのだから驚きだ。 セルティック戦では、ペナルティエリアでボールを受けたところから巧みなボディフェイントで相手DFをかわしてゴールを決めるなど、プレイの引き出しもかなり豊富だ。 昨季はバイエルンFWハリー・ケインがブンデスリーガ得点王を獲得しているが、ギラシはケインと競える数少ない候補者と言えよう。今季どこまで数字を伸ばしてくるか楽しみで、ドルトムントがタイトルを狙うにはギラシの得点量産が欠かせない。
構成/ザ・ワールド編集部