ストレス三重苦世代の40~50代。「更年期なのに、子どもや親の世話で、もう無理!」イライラ・モヤモヤを解放する【ストレス対策サプリ】
40~50代になって、「ストレスが多くていつも疲れ顔……」と悩んでいませんか? 日本の女性は一般的に50歳頃に閉経を迎えるといわれており、昨今の研究では閉経の平均年齢は52歳で、閉経前後の5年間は更年期と定義されます。 この時期はホルモンバランスの影響やストレスで、からだや心のさまざまな不調に悩む女性が多いようです。 【データ】更年期の始まりのサインと気づいた年齢は? 今回は、ストレス対策に役立つサプリメントについて、あんしん漢方の円山 真由佳さんと、一般社団法人日本サプリメント協会理事長、後藤 典子さんに教えてもらいました。
ストレスが美容面に与える悪影響
ストレスは健康だけでなく、美容面にもさまざまな悪影響を与えます。 ストレスによる美容への悪影響をいくつかご紹介します。 1.肌への影響 ストレスが肌に与える影響には、皮脂の分泌増加によるにきびや毛穴の開き、免疫の過剰反応による皮膚炎などがあります。 また、ストレスは血行を悪くする原因のひとつです。血行不良によって肌細胞へ栄養や酸素が十分に運ばれないと、肌のバリア機能の低下や乾燥につながります。 2.髪への影響 ストレスの髪への主な影響は、髪の成長サイクル(ヘアサイクル)を乱すことです。 ヘアサイクルの乱れは、抜け毛や薄毛を悪化させたり髪質が低下したりする原因になります。 また、頭皮の乾燥や湿疹も起こりやすくなり、フケやかゆみなどのトラブルを引き起こすこともあります。
40~50代はストレスの多い年代
40~50代はさまざまなライフイベントが重なりやすく、ストレスの多い年代です。 たとえば、子どもの進学や自立、親の介護や看取りなどは、心に大きな負担をかけます。 仕事でも、責任が増えたり、今の仕事を続けていけるか不安になったりなど、心配ごとが増えやすい時期といえます。 40~50代は、女性ホルモンが低下して自律神経が乱れているなか、上記のようなさまざまなストレスが重なることで、不調が悪化しやすくなるのです。
ストレス対策にサプリメントは効く?
サプリメントの摂取は、補助としてストレス対策に役立つといえます。 前提として、ストレスによる不調を改善するには、バランスのいい食事や睡眠の質の見直し、適度な運動などの生活習慣の調整が必要です。 また、ストレス要因を取り除いたり向き合い方を変えたりして、ストレスを減らすアプローチをしなければ根本的な解決にはなりません。 しかし、不足しがちな栄養素をサプリメントで補うことで、生活習慣の改善を進めやすくなる、不調の緩和や早期改善に役立つなどの効果が期待できます。 本記事では、ストレスにサプリメントは効果が期待できるのか?についてお届けしました。 【後半】では、ストレスを感じている人におすすめのサプリメントをご紹介します。
あんしん漢方 登録販売者 円山真由佳