「特製牛カツ(勝つ)カレーライス」で必勝祈念 全国大会出場の尚志高(福島県郡山市)男女サッカー部 JA福島さくら
JA福島さくらは19日、福島県郡山市の尚志高で、全国大会に男女そろって出場する同校各サッカー部に福島牛など地元農畜産物を使った「特製牛カツ(勝つ)カレーライス」を振る舞い、必勝を祈念した。 生徒らが地元の食材を通じて福島県の魅力を再認識し、地域農業への感謝の思いを持つきっかけになればと企画した。JA共済連福島の地域活性化積立金を活用した。 カレーの材料は同JA農産物直売施設あぐりあで調達した。同校の寮の食堂を運営する市内の日本調理技術専門学校の料理人が調理した。地元農家で、尚志高出身の焼き芋屋HOKKORIの織田裕志代表の焼き芋やコメも提供した。 男子サッカー部の千住澪央主将は「初戦を突破し、全国制覇を目指す」と意気込んだ。同JAの柳沼智専務は「牛カツカレーを食べて全国大会で勝ってほしい」と励ました。 男子は28日に開幕する第103回全国高校サッカー選手権、女子は29日から開かれる第33回全日本高校女子サッカー選手権にそれぞれ出場する。
(郡山版)