南野陽子は「元祖ツンデレ」 共演者が明かす 「半沢直樹」撮影現場で見せた意外な素顔
女優の南野陽子が1日、西宮市内で出演する舞台「神戸の湊、千年の交々」(12月7日・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール)の取材会に出席した。 神戸港を舞台に「大輪田泊」と呼ばれていた奈良時代から、現代までの1000年間をオムニバス形式で描き、南野は俳優の大谷亮介と夫婦役を演じる。兵庫県出身で中学、高校は神戸市内の学校に通っており、まさに地元を舞台とした作品なだけに「ポートピア博覧会とか、あったあった、みたいな。印象に残るエピソードが積み重なって、神戸が詰め込まれている」と、笑顔で語った。 作、演出を手がける劇作家、俳優の土田英生とは、ドラマ「半沢直樹」で夫婦役で共演。土田は南野の役について「南野陽子って、気が強い、ととらえている方が多いかもしれないが、僕は思った以上に細やかで、人に尽くす人だと思う。その表現の仕方がわからないだけ。そういう根の優しい部分を役柄にした」と説明。「半沢」の撮影最終日には、かなり素っ気ない態度でブックカバーをプレゼントされたといい、「照れ屋なのかな。元祖ツンデレだと思うんです」と、力説した。 突然の分析に「ツンデレでもなんでもないんですけど」と、ほおを赤く染めた南野。「(現場に)差し入れを持っていっても、渡すタイミングが計れずに結局持って帰るんです。でも持って帰るわけにはいかない、と思って、『はいっ』って(素っ気なく)なっちゃう」と、照れ笑いで“ツンデレ”エピソードを明かしていた。