ソン・フンミンも復帰でスパーズに役者揃う エースが誇るチーム力「僕がいない間、誰もが良い仕事をしていた」
首位リヴァプールとは7ポイント差
10日にプレミアリーグ第24節でブライトンと対戦したトッテナムは、後半の2ゴールで2-1と逆転勝利を収めた。 このゲームで決勝点を挙げたのはFWブレナン・ジョンソンで、それをアシストしたのはアジアカップから戻ってきたFWソン・フンミンだ。トッテナムの前線に役者が揃ったことになり、ここから再び頂点を目指す戦いが始まる。首位リヴァプールとの勝ち点差は7ポイントとなっているが、逆転不可能な数字ではない。 ブライトン相手の逆転勝利も大きな一歩だろう。決勝点を挙げたジョンソンもブライトンの強さを認めていて、そのチーム相手に勝ち点3をゲットできたことに満足感を示している。 「ブライトンのクオリティの高さは知っていたからね。前半は少し驚かされたよ。彼らは本当に良いサッカーをしていて、僕たちの方は本来あるべきレベルに達していなかった。それでも良いチーム相手に勝ち点3を獲得できたし、この感触で次の試合に進むのは本当に良いことだ」(英『Football London』より)。 ソン・フンミンのカムバックも大きい。不在の間はリシャルリソンら他のアタッカーが奮闘していて、決してソン・フンミン依存状態となっているわけではない。ソン・フンミンもチームメイトのクオリティを称えている。 「僕がいない間、誰もが良い仕事をしていたと思う。特にリッチー(リシャルリソン)は素晴らしい仕事をしていた。それは僕たちに質の高い選手がいることの表れだ。より多くのインパクトを与えるためにはまだ取り組む必要があるけどね」 指揮官アンジェ・ポステコグルーが落とし込んでいるスタイルは観衆を魅了しており、マンチェスター・シティやリヴァプールとも互角に戦うだけの力がある。どこまで彼らに近づけるのか、楽しみな終盤戦だ。
構成/ザ・ワールド編集部