『カラーパープル』スティーブン・スピルバーグの名作をミュージカル映画にリメイク
『レディ加賀』のみどころ
主人公の樋口由香を演じたのは、確かな演技力と愛らしい笑顔で人気を博す小芝風花。実直でひたむきなヒロイン像を、表情豊かに体現しています。 由香とタップダンスチームを結成する女将役には、松田るか、中村静香、八木アリサ、奈月セナ、小野木里奈、水島麻理奈。さらに青木瞭、森崎ウィンなど、フレッシュな顔ぶれが勢ぞろいしました。 小芝風花をはじめ、タップダンスは初挑戦だったという女優陣。クランクイン前からレッスンを積み、撮影の合間も練習を繰り返していたとのこと。 新米女将たちが色とりどりの着物に身を包んで踊る“和風タップダンス”のシーンは、華やかで躍動感たっぷり。新鮮な驚きとワクワクにあふれた名シーンとなっています。
度重なる挫折やトラブルを乗り越え、仲間と奮闘しながら成長していくヒロインの姿を鮮やかに映し出した本作。“ピンチに負けない底力”と“真のおもてなし精神”が息づいた、ポジティブでハートフルなストーリーとなっています。 そんな本作を観ていると、やはり思いを馳せずにいられないのが、先ごろ発生した能登半島地震の被災地・被災者の方々。劇中に「加賀温泉は過去に3度の危機を乗り越えてきた」というセリフがありますが、この度の震災からも1日も早く復興されることと、それと同時に安寧な暮らしが戻ることを願ってやみません。 タップシューズが奏でる心地よい音と力強いリズムが、被災地に、そして“いま”をがむしゃらに生きる人たちにエールを送る! 明日に向かって一歩を踏み出す勇気と希望に満ちた一作です。
『カラーパープル』 2024年2月9日(金)から全国ロードショー 出演:ファンテイジア・バリーノ、タラジ・P・ヘンソン、ダニエル・ブルックス、コールマン・ドミンゴ、コーリー・ホーキンズ、ガブリエラ・ウィルソン “H.E.R.”、ハリー・ベイリー 製作:オプラ・ウィンフリー、スティーブン・スピルバーグ、スコット・サンダース、クインシー・ジョーンズ 監督:ブリッツ・バザウーレ 原作:アリス・ウォーカー 撮影監督:ダン・ローストセンエ プロダクション・デザイン:ポール・D・オースタベリー 振付:ファティマ・ロビンソン 音楽:クリス・バワーズ 配給:ワーナー・ブラザース映画 (C)2023 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.