小型でカラダに密着するクロスボディバッグは、どんなフォルムを選ぶかによって着こなしの印象を左右することがある。そうはいっても、どんなフォルムがいいのか迷うことも。そんなときに嬉しい使い分け上手な秀作を発見したのでご紹介！

［ボナベンチュラ］ BONAVENTURA

コーディネートに迷わない〈ボナベンチュラ〉の技ありクロスボディバッグ！

サーフィンの中上級者になると、波のサイズや波質を考えて、何本かサーフボードを揃えているもの。その日の波質によって長さやデザインが違うボードを乗りこなすことで、 サーフィンの楽しみ方が広がるのだ。実際、海に行くときはその中から2本くらいを持っていって使い分けることになるが、予想が大きく外れたりすることも。汎用性の高いボードを選ぶという手もあるが、細かい違いにこだわったほうが楽しさも増すので、このあたりのサジ加減は難しかったりもする。 で、サーフボードほどシビアな問題ではないかもだが、バッグの使い分けもこだわればこだわるほどお洒落の楽しさが増すもの。特にカラダに密着するクロスボディバッグはアクセ的な役割を担うので、どんなフォルムを選ぶのかが意外と重要だったりする。ということで、注目したいのが、ミラノ発のラグジュアリーレザーブランド〈ボナベンチュラ〉の“パオロ クロスボディバッグ”だ。 なにを隠そうこのバッグ、ショルダーストラップの位置を付け替えることで、縦型としても横型としても使える2ウェイ設計なのだ。ふたつのフォルムを使い分けられるので、その日の装いによって映えるスタイルを演出することが可能に。あるいは、出かけるときは縦長にしておいて外出先でジャケットを脱いだら、カジュアルなニットに合わせてバッグを横型にチェンジするなんていうアレンジもできてしまう。 加えて魅力的なのが、高品質なシュリンクレザーを採用していること。ドイツの名門タンナーとして知られるワインハイマー社のものを贅沢に使用しており、美しく整ったシボや繊細な発色からその上質さが伝わってくる。ひと目でわかる高級感によって、シンプルなカジュアルの大人見えも簡単に叶えてくれるのだ。サーフボードと一緒に、ひとつ揃えておいてみてはいかが⁉

薄めのマチですっきりとした作りながら、財布やスマホ、キーケースなどの手まわり品を余裕で収納できる。長財布も幅20㎝以内のものなら問題なく収まる。内装にもなめらかなイタリアンスムースレザーを贅沢に使用。W15.2× H22.2×D5.5㎝。各9万3500円（以上ボナベンチュラ／ボナベンチュラ カスタマーサポート） ※雑誌『Safari』2月号より