王者フェルスタッペンがオーストラリアGPで開幕3戦連続PP!サインツ、ノリスが続き、角田裕毅は2戦連続Q3&アストンマーティン勢超えの8番手|F1
2024年のF1第3戦、オーストラリアGP予選が23日行われた。 現地メルボルンはFP3、F2のレース1とドライ状況が続き、曇りから晴天になってセッション時刻を迎えた。外気温は18度、路面温度は34度となっている。 【動画】フェルスタッペンが唯一1分15秒台で走行し、オーストラリアGPでPPを獲得!サインツは及ばず2番手 なお、今回はFP1でアレクサンダー・アルボンがクラッシュし、交換可能なモノコックがなかったことから、アルボンはFP3よりローガン・サージェントのマシンで走ることになっている。サージェントは欠場となり、今回は19台で競うことになる。 18分間のQ1が始まり、各車はまず最初のタイムアタックに出ていく。アルピーヌ、ハース、RB、キックザウバーらが脱落圏内から15番手を目指す状況となった。 Q1最後のアタックで角田裕毅は1:17.356で走行し、9番手タイムでQ2進出となった。ダニエル・リカルドはトラックリミット違反でベストタイムが抹消となり、18番手でQ1敗退となっている。Q2行きを逸したのはニコ・ヒュルケンベルグ、ピエール・ガスリー、リカルド、チョウ・グァンユの4台だった。 続く15分のQ2では、ユーズドのソフトで最初にタイムを出しにいくドライバーが多数となった。角田は引き続きユーズドでアタックし、残り4分時点で12番手タイムとなっている。 残り3分を切り、Q3進出に向けて安全圏内にいないドライバーは、新品のソフトに履き替えてアタックへと出ていった。 角田は新品ソフトでのワンアタックで1:16.791を叩き出し、Q2での9番手&2戦連続のQ3進出となっている。角田はジョージ・ラッセル、ルイス・ハミルトンのメルセデス勢を上回るQ2の内容だった。 予選Q2止まりとなったのはハミルトン、アルボン、バルテリ・ボッタス、ケビン・マグヌッセン、エステバン・オコンの5台となっている。
そしてトップ10のグリッド順を決める12分のQ3では、最初のアタックで角田はユーズドで8番手タイムとなった。ここから各マシンは新品のタイヤに交換し、最後のアタックへ。 マックス・フェルスタッペンがラストアタックで唯一1分15秒台に入れ、1:15.915で今季開幕から3戦連続のPPとなった。 2番手カルロス・サインツ、3番手タイムはセルジオ・ペレスだったが、トラック上でヒュルケンベルグへの走行妨害があったとして、6番グリッドに降格となった。そのため、3番グリッドにはランド・ノリスが繰り上がりとなっている。 4番手チャールズ・ルクレール、5番手オスカー・ピアストリ、そして6番手は降格のペレス、7番手ジョージ・ラッセルと続いた。 そして角田は1:16.788で8番手タイム。Q3でアストンマーティン勢を上回り、今季最上位グリッドを獲得している。 9番手はランス・ストロール、10番手フェルナンド・アロンソというタイム順になった。
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