大舞台の感触を大分ナイン確認 /大分
<センバツ甲子園> 第91回選抜高校野球大会に出場する大分は20日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で練習に臨んだ。暖かい日差しの下、打撃と守備にほぼ半分ずつ時間を使い、初めてとなる春の大舞台の感触を確かめていた。 【熱闘センバツ全31試合の写真特集】 打線で1番を担う足立駿(すぐる)主将(2年)は、マウンドから投手が投げる様子を見て「対戦がイメージできた。一回から打てるよう調子を上げたい」と気持ちを高ぶらせた。エースの長尾凌我投手(同)は小5から江川侑斗捕手(同)とチームメートで「2人でいつも通りの投球をしたい」と落ち着いた表情だった。 大分は大会第5日の第2試合で松山聖陵(愛媛)と対戦する。松尾篤監督は「練習では新3年生は全員が打席に入った。1回戦は打たれたら打ち返し、一戦必勝の気合で戦う」と意気込んでいた。【矢倉健次】