将来は角界へ 高校相撲の全国大会で永松知恩選手が準優勝 インターハイで雪辱を誓う 大分
大分放送
12日、高校生による相撲の全国大会が東京で行われました。世界大会の出場権をかけて、大分県宇佐市の高校生が戦いに挑みました。 【写真を見る】将来は角界へ 高校相撲の全国大会で永松知恩選手が準優勝 インターハイで雪辱を誓う 大分 宇佐産業科学高校相撲部3年の永松知恩選手は、183センチ、95キロの恵まれた体格をいかして、今年3月に行われた全国高校選抜大会で3位に入賞しました。 (永松知恩選手)「正直言って優勝できた大会だったんですけど、もうひとつ詰めの甘さが出て負けたので、次はそこを改善して取り組みたい」 この成績が選考委員に評価され、永松選手は全日本体重別選手権高校の部への出場権を獲得しました。この大会は体重別に設けられた3つの階級ごとに全国から選抜された5人の選手が総当たりで優勝を争うもので、各階級の優勝者は世界大会に出場することができます。 (永松知恩選手)「体の準備はバッチリですね。自分がいつもやっていること練習を信じて勝つという目的に向かって、試合では一生懸命、日頃の練習の成果を出していくだけです」 そして迎えた12日の大会。中量級に出場した永松選手は3勝1敗の成績で、優勝決定戦に臨みます。 永松選手が土俵際でうっちゃったかに見えましたが、左足が一瞬早く俵の外に出ていて、惜しくも準優勝。世界大会への出場権をつかむことはできませんでした。 将来はプロの力士になりたいと語る永松選手は、この悔しさをバネに、夏のインターハイでの日本一を誓います。
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