子どもに絶対伝えておかないと怖い「お金」にまつわる“8つの罠”
自分の子どもに「お金で苦労してほしくない!」と願うのは、親として当然のことではないでしょうか。 お金に関しても、今はさまざまな情報であふれています。そんな中、自分の子どもが将来、知らない間にトラブルに巻き込まれてしまった!ということは絶対に避けたいですよね。 貯金ゼロから4年半で1000万! 赤字家計だったママが貯められるようになるまで 「そういうつもりではなかった」「知らなかった」では、取り返しのつかなくなるケースも。 あとから後悔しないために、親子できちんとお金についての知識を身につけておくことは重要です。 今回は、子どもが大きくなる前に知っておいてほしいお金の話についてまとめました。
お金にまつわる知らないと怖い話・8選
<1.貸与型の奨学金=返す必要がある> 奨学金を借りることはひとつの選択肢ですが、奨学金=返す必要があるという認識はまだ薄いのではないかと感じます。 一般的に利用される「独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)」は国の支援する奨学金制度で、個々の家計にまつわるセンシティブな話でもあるためか、学校では大々的に案内されるようなことがあまりないようです。そのため、奨学金は返す必要があるということを知らない親も多いのではないでしょうか。 晴れて社会人になった我が子に重くのしかかる奨学金の返済。奨学金は借りた本人に返済義務があるということをまずは親が理解し、借りる際には子どもにきちんと説明する責任があると考えています。また、奨学金には返済不要の給付型奨学金というものもあります。どちらのタイプの奨学金なのか、よく確認しましょう。 <2.連帯保証人にはならないで> 連帯保証人とは良く耳にする保証人とは違い、お金を借りた人(主債務者)が払えなくなった場合に、拒否権なしで代わりに借金を返すよう請求される人のことです。連帯保証人にハンコを押す(承諾する)ということは、自分が借金を肩代わりするということ。絶対になってはいけないことを教えるべきです。 <3.うまい話には裏がある> 最近は詐欺の手口もかなり巧妙になってきています。自分がしっかりとした知識をもっていないと、うっかり騙されてしまうことも。 特にSNSでは、気軽にメッセージをやり取りできることから、FXやバイナリーオプションなどの金融取引において「必ず勝てる分析ツール」などといった情報商材を高額で購入してしまうケースや、勧誘されるままに無登録業者と契約してしまうトラブルが学生さんを中心に広がっています。 世の中に楽して儲かる話はない! 親子でマネーリテラシーを高めることで、将来被害にあうことを防げるかもしれません。