イケア、AIツール「IKEA Kreativ」を2月27日より日本でも提供開始 アプリやウェブ上で理想の空間を自由にデザイン
イケアの日本法人イケア・ジャパンは、AIを活用した新しいデジタルホームデザインツール「IKEA Kreativ/イケア クリアティーヴ」を、日本でも2024年2月27日よりIKEAアプリ利用者に向け提供を開始すると発表した。
また、同時にイケアのウェブサイトでも同サービスの利用が可能になるとのことだ。
IKEA Kreativには、自分の部屋のデジタル空間にイケアの家具やアクセサリーを配置することで自分の生活空間を自由にデザインできる機能と、イケアが用意した3Dショールームを元にデザインを変更できる、2つの機能があるという。
IKEAアプリ上で操作できるため、スマートフォンやタブレットで気軽に楽しめるほか、パソコンからイケアのウェブサイト上でも使用でき、デザイン空間を3Dで視覚化できるため家具の買い替えがよりイメージしやすくなるとしている。
IKEA Kreativは、これまでのイケアの家での暮らしに関する知識やデータと、最新のAIおよびコンピュータービジョンのテクノロジーを使用し、スキャンされたお客さまの家の空間を正確に把握しデジタル空間を生成するという。
また、AIアルゴリズムにより、利用者が撮影し生成したデジタル空間から既存の家具の一部またはすべてを消去し、自分の空間の新しい家具の配置や模様替えを簡単にデザインすることも可能。
利用方法は、iOS(iOS 14.0以降のiPhone)およびAndroid(Android 9.0以降のAndroidデバイス)でIKEAアプリをダウンロードするか、パソコンからイケアのウェブサイトにアクセスすると使用可能となっている。
空間のスキャン機能はIKEAアプリでのみ使用可能となっているが、取り込んだ空間のデータはイケアのウェブサイトを通してパソコンでもデザインが可能とのことだ。
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