中部国際空港の2本目滑走路の整備計画に、地域住民からは「騒音」を心配する声 国交省が公聴会
テレビ愛知
中部国際空港に2本目の滑走路を整備する計画について、地元住民からは騒音を心配する声などが上がりました。 2025年開港20周年を迎える常滑市の中部国際空港では、現在の滑走路の大規模な補修を行うために、新たな滑走路を整備する計画が進んでいます。中部国際空港は来2025年度中の着工、2027年度中の利用開始を目指しています。 この計画について国土交通省は12月17日、関係団体や市民などに広く意見を聞く公聴会を開き、自治体や経済団体、地元の住民など合わせて13人が意見を述べました。 経済団体から「今後のインバウンド需要に対応し、中部圏の経済を発展させるためには不可欠」と計画に賛成する意見が出たのに対し、地元住民は「地上での騒音の影響が不明」「事業計画の必要性が具体的に示されないまま手続きが進むことが問題」などと発言し、国交省や空港に改めて説明や対策を求めました。 国交省は、これらの意見を審査を行う際の参考にするとしています。
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