16歳・張本美和が中国選手にリベンジを果たしてベスト4入り!兄・智和は逆転負けを喫して初戦敗退【卓球 WTTフランクフルト/結果まとめ】
WTTチャンピオンズフランクフルト(2024年11月3~10日/ドイツ)が行われ、女子シングルスで張本美和(木下グループ)がベスト4。 【LIVE配信】「WTTチャンピオンズフランクフルト2024」11月3日(日)~10日(日)開催!(結果速報・トーナメント表) また大藤沙月(ミキハウス)、男子では松島輝空(木下グループ)がそれぞれベスト8となった。 世界ランク上位の男女各32名で争われるチャンピオンズ。日本からは男子3名、女子4名がエントリー。
女子シングルスでは先月のアジア選手権で中国から2点をあげて女子団体優勝の立役者となった16歳の張本美和が奮闘。 2回戦では平野美宇(木下グループ)との日本人対決を制すと、準々決勝では9月のチャイナスマッシュで完敗を喫している異質型の何卓佳(中国)に勝利。 独特の球質にしっかり対応し、力強いプレーでリベンジを達成した。続く準決勝ではアジア選手権で勝利している世界ランク4位の王芸迪と対戦し、2ゲームを奪ったが勝利ならず。 急激に世界ランクを上げてトップ10入りを果たした大藤沙月は、準々決勝で陳幸同(中国)に惜敗。 また伊藤美誠(スターツ)もサウスポーの銭天一(中国)を相手に攻めのミスが重なり2回戦敗退となった。
男子は17歳の松島輝空が世界ランクでは格上の強豪を連破してベスト8入り。 準々決勝では中国の次世代エースと言われる林詩棟(中国)を相手に互角のラリーを繰り広げたものの惜しくも敗れた。 アジア王者の張本智和(智和企画)は、1回戦でアフリカ王者のアルナ(ナイジェリア)にゲームカウント2-0のリードから痛恨の逆転負け。 また戸上隼輔(井村屋グループ)は世界ランク1位の王楚欽(中国)と見応えのある打撃戦を見せたがストレートで敗れ、初戦敗退に終わった。
【各種目結果】
●男子シングルス 優勝:林詩棟(中国) 準優勝:シェルベリ(スウェーデン) 3位:モーレゴード(スウェーデン)、林昀儒(台湾) ベスト8:ワルター(ドイツ)、F.ルブラン(フランス)、カルデラノ(ブラジル)、松島輝空( 日本) ●女子シングルス 優勝:王曼昱(中国) 準優勝:王芸迪(中国) 3位:陳幸同(中国)、張本美和(日本) ベスト8:銭天一(中国)、大藤沙月(日本)、何卓佳(中国)、シン・ユビン(韓国)