HKT48「ライブにこだわりたい」 梁瀬鈴雅さんに伝わった、先輩・豊永阿紀さんの決意
キャプテン豊永さん「ライブが強くてなんぼ」
このインタビューに同席していたキャプテンの豊永さんは、「やっぱりHKT48は『ライブが強くてなんぼ』、と常々思っているので、それが鈴雅(梁瀬さん)たち後輩にも伝わっているのがとてもうれしい」と語りました。 最近、豊永さんは、メンバーから見たあこがれの女性アイドル像が、世代間で違ってきていると感じるそうです。 2016年に4期生で加入した豊永さんたちの世代は、ライブ映像を、DVDやグループの公式サイトで見て、魅力を感じているメンバーが多い。 これに対し、コロナ渦をへて加入してきている若いメンバーは、歌番組でカメラに1人ずつ抜かれた(クローズアップされた)映像や、SNSにアップされた短い動画で、アイドルの魅力を知ったケースが目立つそうです。 そうした状況を踏まえたうえで、豊永さんはこう強調します。 「SNSでメロディーやダンスが『バズる』ことが、多くの人に知ってもらって人気になる早道なんですが、それだけではなくて『画面サイズ』にならないことが大切なんじゃないかと常々思っています。だからライブにこだわりたい」
14年目に向けた抱負は…
HKT48は新型コロナが終息してきた2021年以降、人気メンバーが次々と卒業し、今年9月にはその1人松岡はなさんも卒業しました。 代わって、最近2作のシングル曲では5期生の石橋颯さん(19)、竹本くるみさん(20)がWセンターを務め、梁瀬さんら6期生、さらに5月加入の7期生も活躍の場が増えつつあります。 「人気の高い以前の曲を今のメンバーが披露しても自然に感じられる。それは(オリジナルメンバーにこだわらず)今のメンバーにとって、自分たちの楽曲にちゃんとなっていることの証だと思っています」 豊永さんに14年目に向けて、抱負を尋ねました。 「時代の流れに合わせてアップデートしつつ、自分たちがやって面白いこと、自分たちがやるから面白がれることを追求することから逃げない。そして、私たちのことを知ってもらうにはライブが一番なので、いろいろな場所でパフォーマンスが披露できるように頑張りたい。ステージでもう一段階ギアを上げて、パフォーマンスを披露できたら最高だと思います」