GLAY、埼玉で10年ぶり「EXPO」復活 30周年イヤーをド派手に幕開け ENHYPEN・JAYも駆け付けた
デビュー30周年を迎えたロックバンド、GLAYが9日、埼玉・ベルーナドームで大型ライブ「GLAY EXPO」を行った。 センターステージに置かれた巨大バルーンが割れ、中から4人が飛び出した瞬間、約3万人のファンの悲鳴のような大歓声が。ボーカル、TERU(53)は「メットライフドーム、愛し合っていこうぜ!力を持て余すことのないように最後までついてこいよ!」と叫び、天を仰いだ。 「GLAY EXPO」は、1999年の千葉・幕張を皮切りに、2001、04、14年と開催された大規模ライブイベント。初回公演は20万人を集め、単独アーティストの有料ライブ動員数の世界記録(当時、日本記録は保持)を打ち立てて伝説となった。 10年ぶり5回目の今回は「30周年を通してGLAY EXPOを表現する」と表明しており記念イヤーの幕開けを飾るべく、5年ぶりのドーム公演として実現した。 ステージではファン投票で一番投票数の多かった伝説の幕張ライブを再現。ベースのJIRO(51)は「俺の気持ちは最高です。きょうは盛り上がっていくぞ!」と叫び、名曲「HAPPY SWING」から代表曲「口唇」「グロリアス」「HOWEVER」などを進化した歌声と演奏で披露。リーダーのTAKURO(53)は「あのときの思いがより強く表現できるバンドになって、たくましくなってここに帰ってきました」と胸を張った。 アンコールでは、30周年記念曲「whodunit-GLAY×JAY(ENHYPEN)-」でコラボしたグローバルグループ、ENHYPENのJAY(22)がサプライズ登場。同曲を初歌唱したほか、代表曲「誘惑」もセッションしてファンを喜ばせた。 ギターのHISASHI(52)は「さらにGLAYのファンになりました。30年やって自分のバンドのファンなんて」と笑顔。TERUは「40周年も行けるね。10年後も必ず来てね」と呼びかけ、「お前ら大好きだ!」と絶叫した。 終演後にはスクリーンで今年下半期の主な活動予定を発表。10月にアルバムを発売し、11月からアリーナツアーと駆け巡るが、TAKUROは「2025年もさらなるサプライズが待っておりますので、今後のGLAYにぜひ期待してください」と予告した。