悪質ホスト対策で検討会設置へ 警察庁、風営法改正も視野
多額の借金を背負った女性客に売春などをさせるホストの問題を巡り、警察庁は18日、有識者を交えた「悪質ホストクラブ対策検討会」を設置すると発表した。31日に第1回会合を開く。風営法改正も視野に議論し、報告書をまとめる方針。 クラブの利用料金が絡んだ客への違法事案など、警察庁が悪質ホストクラブが関係するとみている事件は、2023年1月~24年5月に76件あり、15都道府県警がホストや性風俗関係者ら計172人を摘発した。風営法違反に加え、売春を強要したり、料金を恐喝したりして摘発されるケースもあったという。