【センバツ準々決勝見どころ】大阪桐蔭-報徳学園、健大高崎-山梨学院はともに秋の再戦!
第96回選抜高校野球大会(センバツ)準々決勝の見どころを紹介する。 【準々決勝】 ①星稜(石川)-阿南光(徳島) 【トーナメント表】センバツ大会 結果一覧 初戦から2戦連続2ケタ奪三振を続けている阿南光の吉岡 暖投手(3年)が、星稜相手に3戦連続2ケタ奪三振をマークすることができるか。初戦から好投手を攻略してきた星稜打線が、吉岡にどう立ち向かうか。直球に強い4番の萩原 獅士内野手(3年)にそろそろ待望の1発が飛び出すかもしれない。2試合連続完投で263球を投じている吉岡のスタミナにも注目される。 星稜はセンバツでは過去4度8強に進むも、すべて敗戦。初の4強入りを目指す。初めて8強入りした阿南光はこの勢いで4強まで上り詰めるか。 ②健大高崎(群馬)-山梨学院(山梨) 昨年秋の関東大会準決勝の再現となった。この時は3対2で山梨学院が勝利している。山梨学院は津島 悠翔投手(2年)から桜田 隆誠投手(3年)と、センバツ初戦、2回戦同様のリレーで1点差の逃げ切りに成功している。健大高崎の先発は石垣 元気投手(2年)。石垣は完投負けしているだけに、今回がリベンジの舞台となる。今大会では2回戦で149キロをマークするなど、2試合4回無失点と好調を維持している。連覇を狙う山梨学院にストップをかけるのはこの右腕かもしれない。 なお、山梨学院が勝てば2年連続の4強、健大高崎が勝てば「機動破壊」で4強に進んだ2012年以来、12年ぶりの4強となる。 ③中央学院(千葉)-青森山田(青森) 2回戦でミラクル劇を起こした青森山田ナインが、勢いそのままで、中央学院に立ち向かう。木製バットを使用する3番・対馬 陸翔外野手(3年)、吉川 勇大内野手(3年)の2人と、好調の1番・佐藤 隆樹外野手(2年)のバットが再び火を噴くのか。中央学院の投打の中心、颯佐 心汰内野手(3年)の活躍にも注目だ。 ともに初の8強を決めての快進撃。勝った方が初の4強入りとなる。 ④大阪桐蔭(大阪)-報徳学園(兵庫) 昨年センバツの準決勝カードの再現になった。昨年は報徳学園が7対5で勝利して準優勝した。昨年秋の近畿大会の準々決勝でもこの2チームの対戦があり、この時は大阪桐蔭が4対3で勝利している。互いに譲れない戦いとなりそう。初戦から2戦連続2ケタ安打をマークしている報徳学園と、大阪桐蔭が誇る強力投手陣との対戦が軸。大阪桐蔭の先発にも注目だ。 大阪桐蔭は3年連続4強、報徳学園は出場3大会連続の4強入りを狙う。