運転手「油断していた」 4車線の一方通行を片側2車線と勘違い 軽乗用車とタクシー衝突 札幌市
STVニュース北海道
(山﨑記者)「軽乗用車が乗用車に衝突し、パーキングの看板も根元から曲がってしまっています」 根本から曲がってしまった看板が衝撃の大きさを物語っています。 札幌市中央区北4条東2丁目の市道で午前7時半ごろ、軽乗用車とタクシーが衝突。 はずみで2台は近くの駐車場に止まっていた乗用車にも衝突しました。 この事故で歩行者の30代の女性が巻き込まれ、骨折の疑いがあるということです。 現場は4車線・一方通行の市道交差点です。 左から2番目の車線を走行していた軽乗用車は、片側2車線と勘違いして右折。 4番目の車線を直進してきたタクシーと衝突し、2台はそのまま駐車場に突っ込みました。 (軽乗用車の女性)「(子どもの)送り迎えで初めて通った道だったので、一方通行と気付かなかった。普通の道だと勘違いした」 (山﨑記者)「同じ市道を走行しています。4車線の一方通行ですが、軽乗用車はこの2車線目からこちらの交差点で右折をしてしまい、右側を走行していたタクシーと衝突しました」 道路交通法では、車は一方通行の道路で右折をする際には右側端の車線を走行しなければならないとしています。 現場の交差点にも一方通行の標識がありましたが、小さく見落としかねません。 (軽乗用車の女性)「よく上の(標識を)見なかったのが悪かったのかなと。ちょっと油断してしまった」 歩行者と2台の車が巻き込まれた今回の事故。 車の運転では決して油断せず、道路標識の確認と交通ルールの順守が大切です。