『エルデンリング』DLC『Shadow of the Erdtree』発売記念―今こそ伝説の高難易度RPGにチャレンジしよう!新米褪せ人スターターガイド
出荷本数2,300万本を叩き出した伝説の高難易度RPG『ELDEN RING(エルデンリング)』。ついに待望のDLC『Shadow of the Erdtree』が発売されます。 【画像全11枚】 ゲームの評判を聞き買ってみたはいいものの、あまりの難しさに投げてしまった人や、あんまりにも難しいというウワサを聞いて「自分はいいかな」と遠慮している人も多くいることでしょう。 そこで、今回はそんな『エルデンリング』に再挑戦する良い機会ということで、狭間の地を生き抜くスターターガイドを書いてみました。これさえ読めばゴドリックもラダーンも一捻り! ……とまではいきませんが、攻略のきっかけにはなるはずです。是非ともチェックしてみてください。なお、今回はPC(Steam)でXboxワイヤレスコントローラーを使用しています。 ●まずは基本的なことを確認しよう ソウルライクというジャンルが横行するほど、フロム・ソフトウェアが発売した3DアクションRPGは定番化しましたが、だからといってプレイしてすぐ手に馴染むタイプのゲームではなく、むしろハードコアでとっつきにくいというほうが近いです。 なので、初歩の初歩であるところの、プレイヤーに何ができるのかという点から考えていきましょう。 まず何よりも防御。LBボタンです。最初のうちは常に押しておきましょう。本当にこれだけで要らぬ死を免れます。 続いて攻撃。RBを一度押すとザクッと袈裟斬りを放ちます。 ソウルライクがユニークなのは、その重量感にあります。国産ゲームは動きを次の動きでキャンセルする演出で、畳み掛けるように殴り続ける外連味たっぷりでアニメチックなアクションを作ってきた歴史があると思いますが、ソウルライクはそのカウンターともいうべきで、動作の前後にほぼ必ず予備動作があります。剣で斬るだけの動作にも、振りかぶって下ろすというモーションがあるわけです。相手に隙を晒さないように、ボタン連打や、無理な突撃は控えましょう。 続いて回避です。こちらはBボタン。出がかりに無敵があるので、相手の攻撃が当たる瞬間にパッと押す必要があります。『エルデンリング』は恐ろしいことにディレイ攻撃なんぞをしてくる不届き者がたくさんおりますが、一旦は忘れておきましょう。 そして回復。Xボタンです。「緋雫の聖杯瓶」が装備スロットにあるのを確認してから使いましょう。敵の目の前で使っても同じ分の攻撃を受けるだけなので、こちらも連打せず、充分に距離を取るのが大事です。 ……と、これ以外にもカメラ操作や強攻撃、パリィなど、最初からできることが山ほどあるので、面食らう人は多いことでしょう。まずはチュートリアルエリアの近辺でひとつひとつの操作を覚え、手に馴染ませることが大事です。大体のアクションを確認せずとも使えるようになったら、いよいよ冒険開始です。 ●戦闘の流れを追っていこう 本作は基本的に死闘です。画面を見ずに終わる戦闘は一切ありません。あらゆる手段を使い倒しても、ワンミスで死ぬのが『エルデンリング』です。よって、遠くに強そうな敵が見えた時点で身構えるのが重要です。 まず必ず1vs1にしましょう。余計なターゲットは取らないように。敵が集団でいる場合、投擲アイテムや弓で一匹だけ釣るのが有効です。 そしてようやく戦闘開始です。まずソウルライクにおいて重要なのは「敵の行動パターンを覚える」ということであり、正直言ってこれさえ済めば「倒した」と言っても過言では……いや、過言かもしれません。 いずれにせよ、このゲームは自分も敵も攻撃後に隙があるので、疑似的なターン制バトルになりがちです。敵の隙に自分が攻撃し、敵の攻撃を避けて、またその隙に自分が攻撃する……という流れが鉄板です。どんなにサボりたくても、甘えは絶対に許してくれないのがフロム流です。 何度も何度も無残に死んでいるとやる気がなくなっていくものですが、新しい攻撃パターンを覚えるだけで一歩勝利に近付いていく……と考えましょう。「こいつは何をしてくるのか?」というのを意識して、ただ敗けてしまったと落胆するのではなく、安全地帯を探すのが肝要です。 ●どうしてもクリアできない箇所は後回しにしよう 本作はオープンワールドなので、シナリオ上必ず倒さなければいけないいくつかのボス以外、すべて無視しても構いません。 加えて、『エルデンリング』は敵が凶悪だ……と言われがちですが、厳密には各エリアごとに敵の強さが決まっており、比較的ヌルい難易度のエリアやダンジョンも存在します。 よく言われている、序盤に真っ直ぐ行くと会える凶悪な中ボス「ツリーガード」がわかりやすく罠で、こんな感じで目立つところに強い奴らがウロウロしているものですが、逆に言えばくまなく探索すれば使えるアイテムや装備が落ちていたり、弱いボスやソウルそのものが見つかったりするわけです。 己のスキルを試すためにタイマンを張りたくなる気持ちもわかりますが、強くなってからぶっ飛ばしに戻るのは全然間違いではありません。そういう遊び方ができるのがオープンワールドの楽しいところですよね。 ●攻略サイトをちょこっと見てみよう 発売直後ならまだしも、今から遊ぶ人の前には攻略情報が溜まっているわけです。「狭間の地」をくまなく探索する楽しみは初見しか味わえないので、何から何まで読むのは興が醒めてしまいますが、このゲームの仕様や謎(特にNPCイベント)はかなり奥が深く、ほとんどの人が気づけないようなものも存在します。 すべてをシャットアウトしてゲームとだけ向き合う姿勢もカッコいいとは思いますが、びっくりするようなアイテムや戦技の使い方が考案されていたりもするので、冒険の合間にちょっとだけ『エルデンリング』のコミュニティを覗くのも楽しいと思いますよ! 以上、新米褪せ人のためのスターターガイドでした。それでも詰まったら、オンラインプレイで誰かに協力を仰ぐのも手です。あらゆる手段を使って『エルデンリング』という難攻不落の砦を落としていきましょう!
Game*Spark 各務都心
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