品川駅港南口で「品川国際映画祭2024」 スクリーン増設、全34作品上映
屋外上映イベント「品川国際映画祭2024」が11月11日、品川インターシティ~品川グランドコモンズ(以上、港区港南2)で始まった。主催は日鉄興和不動産(港区)。(品川経済新聞) 【写真】(左から)日鉄興和不動産社長の三輪正浩さん、井桁弘恵さん、森崎ウィンさん、別所哲也さん 2018(平成30)年に第1回「Shinagawa Xmas Cinema Week」として開かれた同イベントは、ショートフィルムを中心とした映画の屋外上映イベント。音楽ライブや地元団体によるステージパフォーマンス、キッチンカーの出店、イルミネーションの点灯なども行う。 日替わりの上映映画は、俳優の別所哲也さんが主宰する日本発の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」が選んだ作品など全34作品。シアターの演出は、国内外でアウトドアシアターの企画・演出・運営を手がける「CINEMA CARAVAN」が担当する。 品川インターシティ屋外広場のメインスクリーン「“つなぐ・つながる” Theater」は、品川の街を起点に人やビジネスなどさまざまなものを「つなぐ・つながる」ことをコンセプトに定める。平日は短編映画、土曜は「レ・ミゼラブル」を上映し、上映前には音楽ライブや地元団体によるパフォーマンスも開催する。 今年はメインスクリーンに加え、新たに2基のスクリーンを追加した。品川グランドコモンズイベントプラザの「“Future Prediction” Theater」では、「マトリックス」や「レディ・プレイヤー1」などのSF作品を上映する。品川インターシティアトリウム店舗跡を映画館風に改装した屋内型シアター「“Power of Cinema” Theater」では、地方創生や社会活動に関する作品の上映と制作者のトークセッションを行う。 飲食メニューは、テネシーウイスキー「ジャックダニエル」を使ったハイボール(800円)、「ジャックテネシーハニー ピンクグレープフルーツ スプリッツ」(900円)、イギリスのクラフトビールメーカー「BREW DOG」の生ビール(800円)、ジビエ肉を使ったグルテンフリーのホットドッグ「山と田んぼの猪ドッグ」(1,500円)、煮込み専門店「あかねこ」(北品川1)の牛すじ煮込み(800円)、「酒かす熟成唐揚げ」(1個=200円)など。販売時間は17時~22時(16日は11時30分から)。 11日のオープニングイベントには、別所哲也さん、俳優・モデルの井桁弘恵さん、俳優の森崎ウィンさんが登場。会場に隣接するエリアで行うイルミネーション点灯式に出席したほか、トークショーを行った。森崎さん自身が監督・出演を務めた短編映画「せん」は、「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア 2024」でグランプリを受賞している。 別所さんは開幕のあいさつで、「『ショートショート』は6月に都内数カ所とオンラインで開催した。今回のイベントで再び皆さんに作品をお届けできるのがうれしい。秋の夜長に、世界中から集まったさまざまな映画を楽しんでもらえたら」と呼びかけた。 映画上映時間は曜日、シアターにより異なる。入場無料。一部の映画は有料。11月16日まで。
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