英ロイヤルファミリー、エリザベス女王のポリシーを実践 メーガン妃の友人の暴露本に沈黙で対抗
メーガン妃のお友達ジャーナリスト、オミッド・スコビーが書いた暴露本『Endgame』がイギリスマスコミを騒がせている。最大の火種はメーガン妃がオプラ・ウィンフリーのインタビューで言っていた、「アーチーの肌の色をどれくらい黒いか懸念している人」の名前がオランダ語版で明かされたこと。スコビーは「自分は名前の入った原稿は渡していない。翻訳ミスだ」と釈明したが、結局スコビーのエージェントがオランダの出版社に名前が書かれた初期の草稿を渡していたことが発覚。出版社はそれを使って翻訳作業を進めていたと見られている。 【写真】エリザベス女王の、最も美しく威厳に満ちたポートレート&肖像画15
人種差別発言をした人物として名指しされたのはチャールズ国王とキャサリン皇太子妃。関係者によると王室は法的手段も含めて対応策を検討しているというが、国王も皇太子夫妻も公にはコメントしていない。沈黙を貫き日々の公務を続ける様子が「暴露本に対する無言の反論だ」と注目を集めている。
国王夫妻と皇太子夫妻は今週初めに世界各国の駐英大使を招く毎年恒例のレセプションを開催。キャサリン皇太子妃は「ジェニー パッカム」のローズゴールドのドレスにダイアナ元妃のお気に入りでもあったティアラ「ラバーズノット」をつけて出席した。新聞「デイリーメール」は皇太子妃のこの華やかなドレスを「私は臆病ではないというメッセージが込められた、暴露本に対するリベンジドレス」と報じている。
このレセプションの前もロイヤルファミリーは大忙し。皇太子妃はロンドンのある小児病院に新設された病棟のオープニングセレモニーに出席。子どもたちやスタッフたちとした。
病院での皇太子妃は終始笑顔。暴露本の打撃を微塵も感じさせなかったと報じられている。
国王はコプト正教会の降臨祭に出席。皇太子はホームレスの社会的自立を支援している雑誌『ビッグイシュー』を街で販売した。
ダイアナ元妃の意志を継ぎ、ホームレス問題の解決に取り組んできた皇太子。昨年も自ら街頭に立ってこの雑誌を売り、ホームレスの人たちを支援していた。そのとき一緒に販売したデイヴ・マーティンとの再会シーンも披露した。