氷見市長選、無投票の公算 事前審査、菊地氏陣営のみ
●現職市議は見送り 20日告示、27日投開票の氷見市長選の立候補届出書類事前審査は15日、市役所で行われ、前富山県経営管理部次長の菊地正寛氏(56)=鞍川、自民党県連、公明党県本部推薦=の陣営のみが審査を受けた。出馬を模索していた現職市議は15日、富山新聞の取材に対し、「いろいろと考えたが、出ないと決めた」と不出馬を明言し、無投票の公算が大きくなった。 林正之市長の辞任に伴う市長選を巡っては、自民党市支部が候補を自薦と他薦で募って選考し、菊地氏に一本化した。自薦には市議2人、元国交省職員、学識経験者が名乗りを上げたが、学識経験者は辞退し、3人は支部の候補決定を受け、いずれも不出馬を決めた。