【RIZIN】米国帰りの極真ベイノア、井上雄策に勝利、打撃で優勢に
RIZIN FIGHTING FEDERATION 格闘技イベント『RIZIN.46』 2024年4月29日(月・祝)東京・有明アリーナ ▼第5試合 RIZIN MMAルール:5分3R(71.0kg) 〇“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館) 判定3-0 ●井上雄策(リバーサルジム川口リディプス) 【フォト】ベイノアの多彩な蹴りが炸裂! ベイノアは22年大晦日で宇佐美正パトリックに秒殺KO負け後、元UFC絶対王者ハビブ・ヌルマゴメドフらを擁するアメリカン・キックボクシング・アカデミー(AKA)へ修行。約1年間単身渡米し、久しぶりの試合となる。 対する井上はレスリング国体3位から、修斗ミドル級新人王、元パンクラスライト級2位と実績を積み、ONEにも参戦。RIZINでは昨年10月、渡慶次幸平にTKO勝利した。 1R、ベイノアはスイッチで構え、左右ローやハイと蹴り中心の攻め。井上は左の前手を動かしながら様子見。左フックやストレートを見舞う井上、ベイノアは後ろ回し蹴りも見せる。 2R、ベイノアが右ロー、井上が右ヒザ蹴りから左右フック。ベイノアが左ハイキックを浅くヒット。手数が少ない両者にアグレッシブに戦うよう注意が与えられる。 3R、前進する井上は随所で左右フック、ストレートを見舞う。左右ミドル、ハイと蹴り返すベイノア。決め手がない両者に場内からはブーイングも。最後はお互いにタックルを仕掛ける場面もあったが、見せ場を作ることは出来なかった。 ジャッジは3者ともパンチでのダメージを取ったか、ベイノアが判定3-0で勝利した。