ヤクルト4連勝のヒーロー高橋奎へ 高津監督が愛のいじり止まらず「ビックリした」「七回はらしさが出た」
「ヤクルト3-1西武」(6日、神宮球場) 高津ヤクルトが今季2度目の4連勝。先発・高橋奎が7回2安打1失点、10奪三振の好投で2勝目。試合後の高津監督は、ブラックジョーク?を交えながら力投をたたえた。 【写真】バットでも魅せた高橋奎 お立ち台では笑顔でガッツポーズ 開口一番に、「ビックリした」と笑った。2軍監督時代から成長を見守る“愛弟子”相手に、「まずカウントで困ることがなかったので、非常に投手有利にゲームを進められる、バッターを攻めていけることができたのかなと思います」と褒めちぎると、七回はらしさが出ましたけど」といじりも忘れなかった。 圧倒した六回から、七回に無死満塁と突然の乱調となったが、併殺崩れの1失点と最少失点で降板。高津監督も「同点まではいい」と腹をくくり、信じ抜いた末の勝利を喜んだ。 またバットでも4試合連続安打となる、今季5本目の安打を記録。打者顔負けの打率・313となり、試合後の高津監督も「すごいね。彼は何でも一生懸命だから。打つことも、走ることもね。うまくいかないことも…ピッチングではたくさんあるんだけど」と最後まで笑顔でいじった。