4日間で“9失点”と守備崩壊…… 昨季ラ・リーガを20失点で制したバルサの堅守は消えた
最終ラインのミスも目立つ
バルセロナの調子が上がらない。27日に行われたラ・リーガ第22節・ビジャレアル戦では、一時3-2とリードしながらも、終盤に守備が崩壊。結局は3-5で敗れてしまった。 試合後には指揮官シャビ・エルナンデスが今季限りでの退任を表明することになり、クラブは苦しい時を過ごしている。 やはり問題視すべきは守備だろう。今回のビジャレアル戦では5失点を喫したが、24日に行われたスペイン国王杯・準々決勝ではアスレティック・ビルバオにも4失点を喫して敗れている。この4日で9失点を喫したことになり、守備が崩壊してしまった。 ビジャレアル戦でも最終ラインでのミスから失点があり、昨季国内リーグを20失点にまとめて優勝した頃の姿は消えてしまった。 怪我人の影響もあるだろう。SNSでは、守備の崩壊について「ガビが不在の影響か?」といった声も出ている。中盤でハードワークしてくれるガビ不在の問題も大きいだろう。 指揮官シャビは今季限りで退任することを表明しているが、まだ今季はチャンピオンズリーグ決勝トーナメントの戦いも残っている。まずは守備の整備が欠かせないが、昨季の堅守を取り戻せるか。
構成/ザ・ワールド編集部