大阪・関西万博まで半年、パビリオンを報道公開…大屋根「リング」にはエレベーターも「工事は順調」
来年4月の大阪・関西万博の開幕まで13日で半年になるのに合わせ、パビリオンの建設が進む夢洲(ゆめしま)(大阪市此花区)の会場が11日、報道陣に公開された。 【写真】一つの輪につながった万博会場の大屋根リング
8月下旬に一つの輪につながった1周2キロの大屋根(リング)では、エレベーターやエスカレーターの取り付け作業が行われていた。各パビリオンは個性豊かな外観が姿を現し始め、会場中心部の「静けさの森」は植栽が進んで緑の空間が広がる。
日本国際博覧会協会の高科淳副事務総長は「建設工事は順調に進んでいる」とし、各国と連携して開幕に間に合うよう全力を尽くす考えを強調した。
この日、三菱グループのパビリオン「三菱未来館」も報道陣に公開された。地上2階、地下1階建てで、船をイメージ。9月下旬に本体工事が完了し、10月から内装工事を進めており、12月中に完成する予定だ。