“大麻グミ”製造・販売会社へ立ち入り検査“医薬品医療機器法に基づく”麻薬取締部など “禁止成分含んだ商品“の有無を確認
東京や大阪で、大麻由来の成分に似た合成化合物の成分が含まれているとみられる、いわゆる“大麻グミ"を食べていた人が搬送されていた問題で、近畿厚生局麻薬取締部などがグミを製造している大阪の会社へ医薬品医療機器法に基づき立ち入り検査に入りました。 立ち入り検査はいわゆる大麻グミの製造・販売する大阪市内の会社や工場が対象で、近畿厚生局麻薬取締部・大阪府警・大阪府などが行っているということです。 この会社が製造したグミには「HHCH」という国内では規制されていない大麻由来の成分に似せた合成化合物が含まれていて、今年4月から販売されています。このグミをめぐって大阪府内で今年に入ってから20代~30代の男女らが、東京都内では11月だけで11人が緊急搬送されたことがわかっています。 立ち入り検査は禁止成分を含んだ商品がないかを調べるのが目的で、検査では商品を持ち帰るなどして違法な成分が含まれていないかを調べる方針です。